月見草とおばあちゃん
日曜日の夕方、やぐらで泣いていたマハナ。
子供同士のけんかです。
おままごとで作った花の飾りを、男の子にバラバラにされてしまった…。と。
一部始終を見ていた、男の子のおばあちゃん。
泣いているマハナにそっと近寄り
お店の敷地に咲いている雑草でこんなにもステキな花束を作ってくれました。
マハナが作ったお花の飾りは、月見草で作ったものでした。
そしておばあちゃんは、
「夕方に咲くのよ。きっとお月様を見るのね。だから月見草って名前ね」
やさしく教えてくれました。
私も初めて知りました。
雑草から学ぶことたくさんある。
よもぎもたくさん生えてる。食べ方も教わりました。
東京からお孫さんに会うために遊びにきている、お友達のおばあちゃん。
おばあちゃんは、浦島太郎な気分よといってました。
なぜなら、東京では月見草もよもぎも、いまではあまり見かけないと。
種子島には、あちこちに食べれる草花があるわ♪と。
マハナが浮かべた月見草。
ハートが4枚。
おばあちゃんが言いました。
「あら、初めて知ったわ。月見草はとても愛らしいのね。」
キレイな夕日が落ちる前に見た、二人のやりとり。
ステキなおばあちゃん。ステキな女性。
あたたかい気持ちをありがとう。
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