虹の伝説
目の前にある虹
追いかけても追いかけても下をくぐることができなかった…。
ハワイにはメネフネと虹の伝説というのがあります。
(メネフネとは、6世紀頃にカウアイ島に移住してきたハワイ先住民ではないかと
言われる人間の半分くらいの大きさの小さな人々のこと)
昔、ハワイには虹がなくメネフネたちは材料を探しにでかけたそうな。
このお話しを一部種子島バージョンでお届けしたいと思います。
(赤) 赤米から調達しました!
(オレンジ) 極楽鳥花を調達しました!
(黄色) お友達の家からよく熟れたバナナを調達しました!
(緑) 山からたくさんの種類のシダの葉っぱを集めました!
(青) 容器いっぱいに、海の深いところで汲んだ青い水を満たします!
(紫) そして最後に、紫芋をちょっとだけ近所の方から頂きます!
そして、集めてきた材料を全部、ボウルに集めました。
特別の力を持った憎侶がすべての材料を混ぜ終わると
サトウキビの細い棒をボウルに浸し、ついたしずくをみんなに見せます。
それは太陽の光を受けてきらきらと7色に輝いていました。
これこそが、メネフネ達が待ち望んでいた虹の色です。
僧侶が矢の先端に虹の滴をつけ、雲をめがけて打ち込みました。
やがてぽつぽつと雨が降り始めると。。どうでしょう、あたり一面の虹です。
「これで、人々も、生きとし生けるものにとっての、水と雨の大切さがよくわかるだろうし、何よりも虹の美しさを楽しんでくれることになるだろう。」
☆おしまい☆
日本では7色ですが地域や民族、時代によっては異なるそうです。
これに藍色が入ったら日本でいう七色の虹。
ハワイでは6色なんですね。
なるほどね!ステキなお話しですね。
投稿: サリー | 2009年3月21日 (土) 10:43
サリーさん、夢のあるお話ですよね。
種子島は虹がとても多いところです♪
投稿: まち | 2009年3月21日 (土) 16:32