サンとまちの種子島散歩日記

昨日の海難事故。
私たちが良く入っているサーフポイントでボディーボーダーの男性が行方不明になってしまったのです。

リーシュが根元から切れた状態のボディーボードと足ひれがふたつ揃って打ち上げられていました。
西之表在住の方の物でした。
海で会うと、こちらから声をかければ挨拶する仲だったのですが、私には名前がわかりませんでした。

海にいた仲間から連絡をもらい、すぐに現場にかけつけました。

しばらくして消防、警察、海上保安部の方々が来てくださり、南のサーファーも次々に集まりました。
日没までみんなで捜索をしました。

そして今日も朝から。

ブログや連絡網で声を掛け合い、たくさんのサーファーが集まりました。

４班にわかれビーチをたくさん歩きました。

本人が被っていたサーフハットが見つかり、その後、人影らしきものを門倉岬で発見。

しかし、台風の影響で海は時化ており、風も強くなかなか近づくことができず、本人確認がとれないまま、時間が経ち再び行方を失ってしまったようです。

残念ながら明日も引き続き捜索となりました。
集合は６時半、漁民センター前となります。
水(飲料水)はありますが 各自持参してください。

捜索に関しては今日よりも広範囲になります。
南の全ポイントと、のり浜（えび）まで捜索範囲になるのでノーサーフとなります。

分担で捜索活動を行うため、協力できるかたは、来れる時間でいいので、その際は必ず本部に寄って下さい。

各ポイントに班長さんがいるので情報が入り次第、すぐに連絡も取れるし、救助にあたる方の安全面の為にもです。

ご理解とご協力をよろしくお願い致します。

山口県から、両親がかけつけていらっしゃいました。

涙ながらにみんなに頭を下げる姿を見て、いろんなことが重なり胸が苦しくて、涙が出ました。

どんな思いで種子島に降りただろうか…。
きっと明日は大丈夫。

みんな思いはひとつ。
必ず見つかる。
１日も早く両親のもとへ。

明日は広範囲です。人もたくさん必要です。
協力できる方は、どうかよろしくお願い致します。

そして今日、集まって下さった方々、消防、警察、海上保安部の方々、町の方々、サーファーの皆さん、本当にお疲れ様でした。
明日も１日、頑張りましょう。