役場とサーファーがきちんと今後の対策について話し合えるように、
南のサーファーが集まり、みんなで話をまとめました。
これは、一部ですが原因と今後の私たちについては全文です。
今回の事故に関する原因
①環境の変化による監視体制の弱体化
ホテル前ポイントは、岩崎ホテルの閉鎖、漁民センターへの立ち入り禁止により海
を一望できる環境がなくなり、事故に気が付きにくい状況となっている。以前ホテル
奥の芝生が使えた時は、陸で見ている人がおぼれているサーファーに気付き助けたこ
とがある。
今回の事例についても、入っていたのはセンターから右側の奥の方で入っていた。
同じ時間に入っていた人がいるが、おぼれているところを誰も見ていない。おぼれて
いることに気が付けなかった。
②台風によるパワーのある高波
夕方時でも頭を越えるサイズの波がセット(頻繁に)で来ていた。また、12 時~15
時くらいの干潮時はインサイド(波打ち際)はかなりほれていた(波が力のある状態
だった)。
③道具の老朽化と不備
フィンストラップをつけておらず、リーシュコードも古かったと聞いている。
④長時間の入水による体力の低下
おそらく入水は10 時頃だった。事故が14 時頃だとすると、4 時間以上入っており
体力が低下していたと考えられる。
⑤当日の本人のコンディション
今年からプロの大会に出るなどプロを目指すレベルの人だった。今回より大きい波
でもサーフィンをしている人で、波のコンディションに対するレベルは問題なかった
と判断できる。
⑥当日のサーフィン状況
数名入っていたが、ひとりで海に来て一人で入っていた。
誰か友達と一緒であれば早い段階で気づいた可能性がある。
南種子のサーフィンポイントにはたまに来ていたが、あいさつや会話をすることは
ほとんどなかった。
我々は今後どうすべきか
・サーフィンをする際のマナー・ルールを再確認し、実行する。
・声を掛け合う、相手を気遣う事が出来なかったのが今回の事故につながったと思う。
ビジターに対してもあいさつや危険ポイントなど積極的に声を掛け合うことが大切。
・ビジターで明らかに波のコンディションに力量が足りていないと判断できる人は上
がらせることも必要。
・サーフィンに対する考え方が、する人、しない人でギャップがあるのではないか。
サーファーにもいろんな考え方の人がいると思うが、台風時の大波を待ち望んでいる
サーファーはたくさんいる。サーフィンはスポーツでもあるがエクストリーム(限界
への挑戦)でもある。そうしたことは、サーフィンをしない人には伝わりにく
いのだと思うが、どこかで折り合いをつけないといけない。
・最終的には自分の力量、波のコンディションについて自己判断による自己責任とし
かならない。
・自己責任とは言え、今回の4 日間の捜索で消防団員の日当など行政に多額の金額負
担がかかったのは事実。そうしたことも考えるべき。
・普段もそうだが、波が大きい時は特に監視の目が必要ではないか。自分がサーフィ
ンを終えたらすぐ帰るのではなく、その時海に入っている人への心配りを出来ないか。
・海への入水・出水時、なるべく声かけをする。ローカルから初めてビジターにも声
をかけられるようになればいい。お互い海の出入りを確認にし合う。
・岩崎ホテルが海の監視に使えないのであれば、砂浜に小屋を建てるなどみんなが集
まれる場所を作ろう。
・海に入っているのが1 人である場合は、極力誰かに所在を知らせる。事故や怪我が
あっても誰も気がつかない状況になる。
・リーシュやギアなど、道具のチェックをしっかりし、老朽化による事故を防ぐ。
・以前海難事故があった際に行ったが、年1 回、プロのライフセーバーによる講習を
受けたらどうか。
こういったたくさんの意見をみんなで出し合いました。
今後、これから具体的に話をまとめ、またこちらで報告をしたいと思います。
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