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日記・コラム Feed

2009年3月29日 (日)

流木ルーペ

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穴から何かを見ると、なぜかいつもと違う景色な気がする。
特別なものがさらに特別に見えるのかな。
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散歩で見つけたたくさんの貝殻たち
今日はたくさん落ちてましたよ。これは一部の選りすぐり♪

昼のホテル前ビーチの散歩にて…。
波はまだ上がってませんでした。 

※星原の里親探しのワンちゃん、無事に保護されたそうです。
子犬たちも徐々に飼い主さんが決まっているそうです。
お友達のブログより嬉しい報告でした。

2009年3月19日 (木)

虹の伝説

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目の前にある虹
追いかけても追いかけても下をくぐることができなかった…。

ハワイにはメネフネと虹の伝説というのがあります。
(メネフネとは、6世紀頃にカウアイ島に移住してきたハワイ先住民ではないかと
言われる人間の半分くらいの大きさの小さな人々のこと)

昔、ハワイには虹がなくメネフネたちは材料を探しにでかけたそうな。
このお話しを一部種子島バージョンでお届けしたいと思います。

(赤) 赤米から調達しました!
(オレンジ)  極楽鳥花を調達しました!
(黄色)  お友達の家からよく熟れたバナナを調達しました!
(緑)  山からたくさんの種類のシダの葉っぱを集めました!
(青)  容器いっぱいに、海の深いところで汲んだ青い水を満たします!
(紫)  そして最後に、紫芋をちょっとだけ近所の方から頂きます!

そして、集めてきた材料を全部、ボウルに集めました。
特別の力を持った憎侶がすべての材料を混ぜ終わると
サトウキビの細い棒をボウルに浸し、ついたしずくをみんなに見せます。
それは太陽の光を受けてきらきらと7色に輝いていました。
これこそが、メネフネ達が待ち望んでいた虹の色です。
僧侶が矢の先端に虹の滴をつけ、雲をめがけて打ち込みました。
やがてぽつぽつと雨が降り始めると。。どうでしょう、あたり一面の虹です。

「これで、人々も、生きとし生けるものにとっての、水と雨の大切さがよくわかるだろうし、何よりも虹の美しさを楽しんでくれることになるだろう。」

☆おしまい☆

日本では7色ですが地域や民族、時代によっては異なるそうです。
これに藍色が入ったら日本でいう七色の虹。
ハワイでは6色なんですね。

2009年3月17日 (火)

散歩は心の宝

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すごく潮が引いていた昨日の午後。
とあるシークレットビーチ。

そこには昨年7月に出会った流木がある。
どうしてもこの流木に会いたくなった。
マハナをおんぶし、ちょっぴり険しい川を渡った。
コケだらけでドキドキした。
無事にたどり着くとあまり長さは変わらないけど昨年と同じこの芽は生きていた。→昨年の芽
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いつもは、色の変わっている下の部分まで(2メートルくらい)は海の中。
帰りは、すごく安全な道を発見!!
波打ち際を歩いて渡る。
波が押し寄せるたびに私の背中でケラケラ笑っていたな。
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今日も快晴。晴れているとどこまでも歩きたくなります。
お弁当を届けに行こうと店まで歩いて20分の道のり。
マハナとサニーと家を出てすぐ、近所の方に会うたびに
自家製の野菜を袋いっぱいにお裾わけしてくださいました。
店につくころには、腕がちぎれそうになってましたが(笑)
本当に人も気候も暖かい島だなぁ。
今日はそらまめご飯!!

2009年3月 9日 (月)

まもなく出産する遠く離れた友達へ
今では残せない出産間近な私の素直な気持ち(2006年サンとまちのブログより)

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Miracle!

自分の体の中にもう一人の人間が日に日に育っているなんて 今でも信じられないしMiracle

もう一人の自分?

いえいえ愛する人との二人の全てを分け合って存在する新しい命

立派な一人の人間

まだ見ぬ顔に期待と 不安な気持ち

ただ健康なら何も望まない

もう少しで私はあなたのママになる

苦しい痛みなんて 何も怖くなんかないよ

それ以上に早く会って抱きしめたい

10ヶ月の間 幸せな気持ちにしてくれてありがとう

まだまだ小さいあなたを病院で発見してもらった時は 生きてきた中で一番感動したよ

でもあなたの顔を見た時はもっともっと感動しちゃうんだろうな

私たちを選んでくれて本当にありがとう! 


サンと姉妹のように仲良くしてくれたらいいな もう少しで会えるんだね

10ヶ月間 待ってました

では笑顔で会いましょう!


今では2歳半となった私の娘マハナ(茉花)
ちょうど昨日の事、どうしてここにやってきたのか訪ねてみた。
なんて言うのかな?ドキドキしていると…。
やっぱり空から見ていたという。これって本当なのかな?
「お父さんと、お母さんと、ちゃんと見てたよ。
ここがいいよぉ~って、1回だけだよぉ~。って来たの」
言っている意味がよくわからなかったけれど、子供が言うこの言葉を素直に
信じようと思った。なんか夢があるしね♪

今私の近くにいる妊婦さんのTちゃん、Mちゃん、オーストラリアのIちゃん。
あと半分頑張ってね!!
そしてこのブログで知り合ったHさん。
9ヶ月ご苦労様。あと少し頑張って!!
残りのこの時間を大切にしてくださいね。

※写真→小さな蕾。もう少しでピンク色の花が咲くよ。

2009年2月 9日 (月)

上を向いて歩こう

昨日は、ある小さなお友達の命日。
この世に生まれて来ることのできなかった小さなお友達。
8ヶ月の間お母さんのお腹にいたけれど、あと少しだけ待つことができなかった。
このお友達のお母さんやご家族は大変悲しいおもいをしました。
身近な存在だったので私もとても辛かった…。
その話を聞く前の晩、私は大きな流れ星を見ました。
きっとその子だったのでしょう。

FULAで踊った曲でこんな歌詞がありました。
一部紹介…。

地上の美しいものを
あなたが探し歩くあいだ
私はここに座り
あなたの帰りを待っているわ

この愛は 束ねられて 八重に編みこまれた縄のよう
永遠に私をあなたから引き離すものはなにもない


昨日の命日、悲しみでいっぱいではないのです。

生まれ変わり?
そうこのお母さんはすぐに新しい命を宿し、ついこの間無事に赤ちゃんを出産したのです。
かわいい男の子。強くてたくましい男の子。
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きっと私のように二人分のパワーを持って生きて行くはずです。
私のように?
そう、私も生まれ変わり。
32年前、生まれて3日で亡くなった私の兄。名前も付いていた。
その一年後の同じ予定日に私はこの世に生まれた。
私は予定外だったそうな…。
兄が生きていたらきっとサーフィンしているんだろうな。
海に入るといつも思う。
そして一緒に楽しんでいるような気になるときがある。


辛い経験も今が大変な気持ちも、たくさんたくさんみんな持っていると思う、
自分が生まれたことだって奇跡みたいなもの。
自分が母になった今、妊娠できることも無事に出産することも
育児することも、簡単なことではないって事を改めて感じる毎日です。
このお母さんは、とても強かった。自分もつらいのに私が辛いとき一緒に励ましてくれた。

今を大切に上を向いて生きて行こう。

2008年12月31日 (水)

2008年の終わり

今日で2008年が終わりますね。
波は昨日よりもできるようです。
明日は、もっとできそうな予感。初乗りできるかな?

2008年。
今年は長年の夢であった仲間とのボートトリップに夫婦別々でしたが
それぞれ行くという二人の夢が叶った年でした。
最高の波と最高の仲間。
私は行った先のモルディブで仲間が見守る中、人生最高の波にテイクオフした。
そしてその旅はまるで夢のような10日間でした。

かと思えば、9月に人生の中でもとても悲しい出来事もあった…。
色々な思いが交差するこの一年。
改めて自分に必要なものを考えたとき、仲間や家族との絆や人との出会い
でした。
このブログを見ていますと言ってお店に遊びに来て下さる方々、辛い思いを
このブログに勇気を振り絞って綴った時に励ましのコメントを下さる方々。
顔は見えなくても、私にかけてくださいました言葉は本当に本当に支えになり
とても嬉しかったです。
文章ではありますが、心から感謝しております。本当にありがとうございました。

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2009年。春までしばらく波乗りモードで行きたいとおもいます…。
自分の中では、春を越えないと前に進めない弱気な私ではありますが
暖かく見守っていてください。
今年も一年ありがとうございました。
どうぞ来年もよろしくお願いします。
そして皆様にとって最高の年でありますよう願っております。

「元気があればなんでもできる!!」
猪木の言葉に救われた一年でした。
猪木バンザイ♪

2008年11月 6日 (木)

小さな手

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フラワーシャワー
小さな娘の手は、たくさんある中でたった一枚のバラの花びらを掴んだ。
二人には届かなかったが、二人が見上げる空に向かって嬉しそうに
やさしくふわっと飛ばしていた。

お祝い続きな今日この頃。南に波はないが幸せがここにはある。
2歳の娘にもみんなの楽しい笑顔が伝わっている。

新郎の親友の手紙も、新婦さんの姉の手紙も父の手紙も全てに涙した結婚式だった。

新婦さんのお父様は、カメラマン。
仕事一筋なお父様が娘の結婚式で涙した手紙は、みんなを感動の渦に巻き込んだ。

「今まで色々な写真を撮ってきたが、涙を流しながらシャッターを押したのは
今回で3回目だ」と…。

いろいろなことが私の頭をよぎった。
今までの二回はどんな瞬間だったのだろうとか、自分の父のことやら
なんやらかんやら…。
花嫁さんを見送る父の気持ちはきっと、その父にしかわからないのだろうな。

そしていつかこの小さな手も自分で幸せを掴む時がくるだろう。

2008年9月25日 (木)

パダンからの電話

ボートトリップを無事に終えた原っちから、インドネシアの
パダンという港より私の元に電話が掛かってきた。
27日には帰るよと。

私は、原っちが居ないときに起きた大切な話しをしずかに話した。

来年の春に、咲くはずだった私達の蕾が春を待てなかったことを…。
それはそれは冷静に聞いてくれていた。

妊娠6~7週に起こりやすい稽溜流産。
一度は心拍が確認できたが3回目の検診では確認できなかった。

原因は、胎児側(染色体異常など)にあるともいわれていますが、
先生は、このまま生まれたとしても、なにかしら問題を抱えた子供が生まれたかも
しれない。赤ちゃん自身が弱く成長できなかったのだよと、おっしゃっていた。

とても辛かった…。
春に明るい夢を見ていた私にとって一気に暗闇に落とされたようだった。
旦那様に連絡してね。と言われたが彼は旅が始まったばかりだった。
悩む間もなく、私は帰ってくるまで言わない決意をした。
決して一人の問題ではない事だが、どうしても言えなかった…。
4年越しの計画だった楽しい旅を無事に終えてほしい、それは私の夢でもあった。

離れている家族や仲間には話し手術を済ませた。
全身麻酔の中、私は真っ白な世界にトリップしていた。不思議な空間だった。
苦しくて苦しくて、終わった時は動かない体で涙だけが溢れていた。

赤ちゃんは私の体内に吸収されていたそうだ。
それを聞いて何だか気持ちが楽になった。

たくさん泣いた。でも今は前向きな気持ちでいっぱいだ。
失った悲しさよりも得たものが多かったのだ。
それは、旦那様がいない間に私の支えになってくれた多くの仲間のおかげだ。

小さな子供が二人もいるのに、心配してくれ私とマハナの面倒を見てくれたYちゃん。
一人にはできないと家に二泊もさせてくれ全ての事をしてくれた。

Okayoさん、子供がいるのに旦那様に見てもらい、手術の日、一日中そばに
いてくれた。家に帰っても私が眠り目が覚めるまでずっといてくれた。

私に元気を出させようと大物を釣りに行ったNりん。
海に入っている女の子が私だと思い止めに行こうとしたY1.
私はマハナとサニーと散歩中だった…。まさか海に入るはずもないのに…。全く…。
たぶん冗談だろうけど。

夜遅くに心配して家に来てくれたママ友。
すぐにかけつけてくれたママ友。私より号泣して泣き崩れていたな。

電話やメールもたくさんいただきました。

マハナが生まれた事。お友達の子供が今元気にいる事。自分が生まれた事。
全てがスゴイ奇跡なんだね。
妊娠できることも奇跡なんだ。女の人は大変なんだ。
みんないろいろあるんだ。たくさん考えた。

サンのお墓参りに行くとそこには、今年一番のスペシャルな波がブレイクしていた。
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九州のプロライダーチームのセッションも見る事ができ、
それはそれは素晴らしかった。スタンディングでチューブをメイクしていた。
私には家族も、最高の仲間もサーフィンもある。
元気になったら波に乗りに行こう!!

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いつも明るいマハナ。笑わせてくれてます。
手術が済んだ日の夜、私の頭を撫で撫でしてくれていた。
赤ちゃんバイバイ、ねんねしてねと天井に向かい話していた。わかるのか??
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犬小屋の下を掘り、すっぽりはまっているサニーも笑わせてくれています。

全ての色には光がある
進む道には光がある。
みんなありがとう。

2008年9月24日 (水)

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曲がりくねった道

ずんずんずん

川の流れは時の流れ

それは止まることなく進んでいる

一歩一歩前に進もう

全ての色には光

進む道には光がある

2008年7月24日 (木)

流木のメッセージ

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誰の目に触れるわけでもないのに 
灼熱の太陽にも負けず 小さな命は 頑張って生きていた。

自然とかかわれば 自然との繋がりがよく見える。
家族も仲間も同じ
繋がりは、絆なのかもしれない。

かかわらなければ、何も見えない。
 
繋がっていると安心感が生まれ、勇気も出てくる
そのものの為に頑張ろうって思う。

この新しい命も、この流木に守られ、繋がっている安心感が
あって、頑張って生きているのだろう。

木に触れたら、とても不思議な気持ちになった。

ちっぽけな自分には、この木の存在がとても大きく感じた。

メッセージをありがとう